ホワイトニング
歯の黄ばみとなる着色(変色)の原因
加齢による(着色)変色
はえたての永久歯は淡い黄色の象牙質の色がエナメル質を通して 乳白色に見えます。しかしそれも年齢とともに変色をしていきます。主な要因は以下の通りです。
- 食品、飲料、ニコチンなどが沈着し化学的な反応で強固に歯面に付着
- 噛み合わせの際に出来た微細な亀裂や摩耗によるエナメル質の表面の損傷部分への色素の進入
- エナメル質が年齢とともに薄くなり象牙質の色が透けて見える
- 化学物質が歯髄から象牙質内へ内に沈着して象牙質の色を濃くする
外因性の(着色)変色
お茶、コーヒーやカレー、赤ワイン、ブドウジュース等に含まれるタンニン等の色素が歯に付着、浸透し強固に着色する。
また、時間の経過とともに通常のブラッシングやデンタル・フロスでは除去できなくなる。
内因性の(着色)変色 - テトラサイクリン(抗生物質)による色素沈着
テトラサイクリンは、テトラサイクリン系抗生物質に分類されます。
細菌のタンパク質合成を阻害して発育、増殖を抑える。
乳幼児や小児に使用すると、歯牙の着色や一過性の骨発育不全が生じる。
ホワイトニングは自然の歯の白さにこだわった治療法です。
歯をけずらずに白くする注目のテクニックです!
当院では、ホームホワイトニングを実施しており、家で30分から1時間を10日~2週間行います。
又、個人差がありますが、2~5年で後戻りする可能性がありますので、白さを保つためには定期的な検診を是非受けてください。ホワイトニング剤の主成分は消毒剤としてよく使われている過酸化水素水です。副作用については、過酸化水素水の濃度を適正にしたうえで使用すれば、特に大きな問題はないと言われています。人によっては知覚過敏が出ることがありますが、ほとんどの場合、すぐ治まります。